症状と施術について

鍼灸治療を受ける人の多くの症状は、首、肩、腰、膝などの疾患に伴う痛みや不調です。しかし、鍼灸医学は運動器系疾患だけではなく、神経系疾患、婦人科系疾患、循環器系疾患から小児疾患など、さまざまな症状に効果があります。
当院では患者さんの訴えや症状をよくお聞きした上で、個人の体質に適した、質の高い治療法で対応させて頂くことをモットーにしております。ご相談だけでも承りますのでどうぞ、お気軽にお電話もしくはご来院ください。

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頭・目・耳・口の症状

頭痛・眼精疲労・めまい・耳鳴り・口内炎

頭痛・眼精疲労・めまい・耳鳴り・口内炎
頭痛に悩む人は多く、日本人のおよそ4割の人たちが症状を訴えられています。
頭痛には偏頭痛や筋緊張性頭痛と言われる頭や首周辺の筋肉に痛みが現れるものや、頭部の神経痛や頚椎の異常、生理痛などに起因するものがあります。
このような頭痛に対して鍼灸治療は効果があり、継続的に治療することで頭痛を予防することができます。その他、眼精疲労、めまい、耳鳴り、口内炎、肩こりによる歯痛なども鍼灸治療により改善することができます。

首・肩・上肢(上腕・前腕)の症状

首や肩のこり・五十肩・寝ちがえ・むち打ち症・頚腕症候群・手のしびれ

首や肩のこり・五十肩・寝ちがえ・むち打ち症・頚腕症候群・手のしびれ
肩こりは、首筋、肩、背中がこわばる、張る、痛むなどの症状が特徴です。ひどくなると頭痛やめまいなども現れたりします。また、デスクワークなどの同じ姿勢を長時間とり続けることによって、首から背中にかけての筋肉が緊張し疲労することが原因となります。
また、東洋医学では、気・血・水が身体の一部で停滞することにより引き起こされる、身体の冷えや便秘、高血圧症なども肩こりの要因となります。
鍼灸治療は自律神経のバランスを整えて、体調を改善することにより、緊張して硬くなった筋肉を緩和することができるのです。

関節にかかわる症状

腱板炎・膝関節症・捻挫・腱鞘炎・ゴルフ肘、テニス肘

腱板炎・膝関節症・捻挫・腱鞘炎・ゴルフ肘、テニス肘
関節に、痛みやこわばりなどの違和感を感じた時には、関節に炎症が起きている可能性があります。 長時間、同じ姿勢でいた後や寒い時期に運動によって負荷がかかった場合など、原因はさまざまです。
また、変形性関節症、関節リウマチは関節疾患の中で代表的ですが、湿布や痛みどめ等の自己治療では一時的に痛みが軽くなっても後々、症状を悪化させてしまうことがあります。
痛みを緩和することは重要ですが、大切なことは炎症部位の血液循環を改善することが治療の早道です。

胸・背中・腹部の症状

背中の張り・肋間神経痛・食欲不振・胃腸障害・便秘

背中の張り・肋間神経痛・食欲不振・胃腸障害・便秘
鍼灸治療により自律神経のバランスを整え、胃腸や内臓の働きを整え、身体を本来の正常な状態に戻すことにより症状を改善することが出来ます。

腰や下肢(大腿・下腿)の症状

慢性腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・こむら返り・足のしびれ

慢性腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・こむら返り・足のしびれ
一般的に腰痛症は『急性腰痛』と『慢性腰痛』の2つに大別されます
『急性腰痛』には「ぎっくり腰」のように身体を捻ったり、曲げたり、クシャミをした瞬間に起こるものや腰部の軟部組織の炎症による自発痛や運動時痛があります。
『慢性腰痛』は長時間に及ぶ腰部筋肉の疲労や緊張によるもの、また「腰椎椎間板ヘルニア」や加齢に伴う「変形性腰椎症」による神経の圧迫症状として、臀部から下肢にかけての放散痛やシビレなどの神経痛症状を発症する場合があります。
しかしながら、腰痛には明確な原因をとらえにくい症例が多く、ストレスや他の疾患から誘発されるものがあり、その根本原因をよく見極める事が必要です。
鍼灸治療においては、硬く、緊張した筋肉や周辺組織の痛みを緩和することに重きを置き、同時に自律神経のアンバランスを調整して、原因となるストレスの改善を図ることが大切です。

精神・神経系の症状

うつ・不安感・パニック障害・不眠・自律神経失調症

不眠・うつ・不安感・パニック障害・自律神経失調症
鍼灸治療は薬を使わないので副作用がなく、安心して治療を受けていただけます。
パニック障害を持たれる患者さんは意外に多く、100人中に1~2人はいると言われています。男女比率は1:2で男性よりも女性の方が多く、発症年齢は20代~30代が多いようですが、まだはっきりとした原因は解明されていません。
うつ病は、まだ十分に解明はされていませんが、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンなどの働きが悪くなってしまった事から起こる疾患です。
その他、不眠や自律神経失調症など、治療においては、個人の気質と体質に応じた心身両面からの治療を行います。
当院では、うつ病、気分障害、睡眠障害、自律神経失調症などの治療も行っています。

女性特有の症状

冷え症・のぼせ・更年期障害・生理痛・膀胱炎・不妊症・逆子

冷え症・のぼせ・更年期障害・膀胱炎・不妊症・逆子
女性特有の悩みである、生理痛や月経前症候群でお困りの人は多いものです。
また、冷え性やのぼせ、更年期障害、膀胱炎などに対し、鍼灸治療は自律神経のバランスを調整して、症状を改善することができます。
そして、ご家庭においても温灸など用いて、自己ケアをすることにより、生活面からの改善を図ることも大切です。

美容

顏のしわ・たるみ・くすみ・リフトアップ・肌の老化を遅らせる

顏のしわ・たるみ・くすみ・リフトアップ・肌の老化を遅らせる
「顔のしわ、たるみ、くすみ、ニキビ」などの皮膚のトラブルには美容鍼灸が効果的です。ハリウッド女優やセレブたちの「ハリ」通いがメデイアで紹介され、今、欧米では「ハリ」美容が注目されています。

パソコンの使用やデスクワークが多い方、ストレスを抱えている方は、首や肩の周辺に症状があらわれるケースが多く、疲れてくると、どうしても顔全体が下がって老けて見えてしまいます。顔や首、手足などの主要なツボに鍼を打つことにより、皮膚の新陳代謝を促進されて顔全体が引き締まり、しわ・たるみ・くすみにも効果的です。

東洋医学では局所だけではなく、身体全体を診て美容のトラブルとなる原因を把握することが基本となります。治療に通われた方からは、肌の調子が良くなっただけでなく、つらい肩のこりや目の疲れも取れたと喜ばれています。

鍼灸治療で全身の健康に基づいた「インナービューティ」を目指しましょう。

乳幼児期には身体が急速に発達する過程において、「かん虫」に代表されるような様々な症状を引き起こします。これらの症状は心(脳)と身体のアンバランスによるものです。
小児鍼(小児はり)とは、子どもの皮膚に軽い刺激を与えることにより、心と身体のバランスを整え、安定した状態に導く治療法です。
これは小児鍼による刺激が自律神経を介して、脳や脊髄、さらに各臓器に伝わり、内臓の働きを活性化させ、体液(血液やリンパ液)の流れを良くして、抵抗力のある身体づくりを促進させるからです。 また最近は、学童期に良くみられるテレビゲームやインターネット、勉強の疲れによる子どもの肩こり、頭痛、めまい等にも有効です。
小児鍼は長い歴史のある、副作用のない安全な治療法です。ぜひ一度お試しください。

頭の良い子に ◆ 大脳の発達を促進します
丈夫で健康な子に ◆ 内臓の発達を促進します
情緒の安定した子に ◆ 自律神経の働きを調整します

【 主な適応症 】
  • ・かん虫
  • ・食欲がない
  • ・その他(学童期の症状にも)
  • ・夜泣き
  • ・便秘
  • ・眼精疲労
  • ・キイキイ声をあげる
  • ・下痢
  • ・頭痛
  • ・落ち着きがない
  • ・アトピー性皮膚炎
  • ・肩こり
  • ・よく人に咬みつく
  • ・小児ぜんそく
  • ・まばたき
  • ・興奮しやすい
  • ・気管支炎
  • ・チック症など
  • ・所かまわず頭をぶつける
  • ・夜尿症

※お子様の成長に不安を感じた時は、お気軽に一度ご相談ください

小児鍼(しょうにはり)は刺さない鍼(はり)です

子どもに「はり」をすると言えば、少し怖い印象をお持ちになられると思いますが、ご安心ください。子どもには「刺さないはり」を用います。
これは皮膚への刺激を行う『小児はり』と言う特殊な「はり」を使う方法で、先の尖っていない「はり」やローラーの「はり」を使用して、皮膚の表面を軽く擦ったりするだけの治療です。
小児鍼は、乳幼児から小学生の子どもが主に一般的な対象ですが、大人の方でも鍼の刺激に敏感な人や抵抗力の弱い人などにもお勧めです。